大阪電気通信大学Vtuberプロジェクトの活動や、映像制作に関するニュースを発信しています。
みなさまこんにちは!
電ch! Vtuberプロジェクトのアドバイザー、Vtuber・Vliverの瑞無るくです。
前回はワンポイントアドバイスとしてご紹介しましたが、今回は第四弾!
作ったキャラを写真素材に溶け込ませることをしてみましょう。
用意するもの
・写真素材
・Photoshop(またはフリーで同等のソフト)
・アバターの透過立ち絵(なるべく高解像度なもの)
今は素材がすぐ見つかる時代
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/e51cfa2e650641556599d96754b525f8-1024x649.png)
いまは、様々な素材サイトがあります。ぜひ、写真はご自身で用意または、こういった素材サイトを活用しましょう。(使用用途についてのライセンスは注意)
今回の素材
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/f66b2f06679e97f4ac84b1da9021deca-1024x1016.png)
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/ce44b659c89b407c43e29cddac06cb7d-1024x683.png)
今回は、このバーの背景に、るくを自然に溶け込ませる編集をしたいとおもいます。
1.まずはおいてみる
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/d55d877822e7e8ae0c2d9c4e8f8215ef-1024x686.png)
まずはど真ん中にどんと。伸長が140センチ設定なので、大まかに高さを意識して、ポージングにあわせて違和感のない配置場所を探します。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/3cda4aff108fc62a148725b38af2d3c6-1024x686.png)
ここは、たかすぎます。伸長が高く見えるし、足の位置とカウンターテーブルの高さからみて、不自然です。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/47d6206636f7909e121866ea9626772c-1024x686.png)
ベストな場所をみつけました!これで作業をすすめていきましょう!
2.まず先に影をつけよう
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/273389fe33eea6a70298d54ada7b72b1-1024x686.png)
モデルデータのレイヤーを、ラスタライズをかけて・・・
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/273389fe33eea6a70298d54ada7b72b1-1-1024x686.png)
複製をします。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/a3664f481f673bdca4cef82d7396d8fe-1024x686.png)
一番上のモデルを黒にぬりつぶして・・・
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/4d9d7c8a4e99fd78daa82c5e727d5853-1024x686.png)
レイヤーをモデルデータの後ろに移動し、自由変形ツールで光の加減から合う場所に移動します。
この場合は、比率を少しだけ縦に伸ばし、上辺をせばめて距離感を出しています。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/0ce5d7f49d1a2daa29c0e9793c9dde11-1024x686.png)
影のレイヤーのレイヤーの種類を乗算にし、不透明度を調整します。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/25e197ebbea06ca4d063edb451e205b8-1024x686.png)
影に、ぼかし(ガウス)を追加し、写真の影とおなじボケ方にします。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/2f92c049031ba9a721f37f9a9e117f86-1024x686.png)
ほら!これで少しは馴染みましたね・・・!
※もし細かな作業を進めれるのであれば、カウンターの白い板と、その下の板と段差があるので、段差にあわせて影をずらすなどすると、もっとクオリティ上がります!
3.モデルの色と背景の色を合わせよう
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/2d80c751d4e8b866e9dc00757dd82730-1024x686.png)
モデルデータのレイヤーを複製し、一番上のレイヤーに対して・・
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/25cd683b57096fac4a8e126ebe2be96a-1024x686.png)
レイヤーの種類を乗算にします。透明度もデータをみながら調整しています。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/0fcb541d7c80f1b0a7fc04c58f297445-1024x686.png)
モデルデータの上乗せした先程のレイヤーの露光量を調整します。
理由:衣装が真っ白なのはおかしいため。
4.モデルと背景の色味の調和
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/88144219655b5edbd5a80eb6fd55c187-1024x686.png)
背景の色味を調整します。
彩度が強くたくさんの色味があり、アバターの色彩にあっていません。
そこで、黄色飛びしていた夕日を色味調整し、赤色系も彩度を下げてみます。
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/466fa5133afa2eb49f77fc730101bb5a-1024x686.png)
あとは・・・トリミングをして・・・
↓
![](https://denchan.tv/2017/wp-content/uploads/2020/10/bar-2209813-1024x491.png)
\ 完成! /
これはなれると、数分でできたりします。ぜひともみなさま、自分で作ったキャラクターを、実際の世界に自然に溶け込ませるような遊びをしてみてください!
今後、何かご希望のあるテーマなどがあればぜひ、私にリプライやDMでリクエストを受け付けておりますので、お気軽にどうぞ!
瑞無るく について詳しく知りたい人はこちらからご覧ください!
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□備考
写真素材出典元:Pixabay