大阪電気通信大学Vtuberプロジェクトの活動や、映像制作に関するニュースを発信しています。
電ch!公式Vtuber 初日乃ういの夏衣装をデザインしました!
皆さんお久しぶりです。のんきのんきです。
このたび、電ch!公式Vtuber 初日乃ういの新衣装である夏服のデザインを担当させていただきました。
今回は夏服の三面図や3Dモデルの制作過程について書いていこうと思います。
新衣装(夏服) 三面図
こちらが新衣装(夏服)の三面図です。
(ブログ掲載に向けて、一部ラフだった部分や3D化されて修正された部分を描き直して修正しました)
コンセプトは海辺のビーチやヒマワリに囲まれているところが似合うような純白のワンピース。
全体的に白のワンピースを基調とした衣装や夏をイメージさせる麦わら帽子に加えて、ワンピースにリボンやフリルを付け、髪飾りにもリボンを付けてかわいさを引き出したデザインになりました。
キャラクターの三面図を描くこと自体は初めてだったので、服のデザインを考えたり描いたりするのはとても楽しかったです。
制作過程
夏服の制作が決まったのは5月頃で、その頃はすでに案の一つとしてワンピースを着せる構想まで決まっていたので、すぐさまラフに取り掛かることができました。
実は純白ワンピースの他に、もう一つの案として着物を着せる案もあり、そちらも同時にラフを制作していましたが、結果ワンピースを着せる案が採用されて、着物案は没になりました。
ワンピースの案に決まり、三面図も完成したところでいよいよ3Dモデルの制作に入ります。
3Dモデルの制作についてはモデリング班に任せてやってもらいましたが、2Dの三面図を制作する時には想定していなかった3Dならではの様々な問題にも直面しました。
ワンピースの服のフリル部分は、三面図制作当初は袖の部分と繋がっている構造になっていましたが、3Dの制約上、腕を動かしたときにねじれが発生してしまうため、あえなく服のフリルと袖のフリルをそれぞれ独立させた構造に変更することになりました。
また、帽子とポニーテールが干渉してしまう問題にも直面し、ポニテの位置を調整するなど、3Dモデル制作にあたって当初作った三面図とは少し異なる構造になりました。
こんな感じでさまざまな変更や調整を繰り返しましたが、ついに3Dモデルが完成しました!
夏服が完成し、8月14日 第12回OECU放送局にて夏服がお披露目されました。
自分がデザインした衣装が3Dモデルとして実際に動いているところを見ると、とても感慨深いものを感じました。
まるでVtuberのパパになったかのような…
(実際は衣装デザインだけ担当したのでまだパパになっていないですが(笑))
夏服の完成に至ったのは、自分だけでなく3Dのモデリングを担当した人や衣装デザインの提案やアドバイスをしてくれた人たちのおかげでもあるので、制作に携わった人たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
夏服お披露目の動画は下記にあるので良かったら見てください。
【OECU放送局】#12 雑談配信 出演:初日乃うい、氷鈴ゆかり、やきとり
https://www.youtube.com/watch?v=6YZAhTZOxYA
最後に
電ch!公式Vtuber 初日乃ういの夏服が公開されてからもう1か月以上経ち、新しい電ch!Vtuberも次々とデビューし始めました。
新しいVtuberのキャラクターデザインのクオリティーも高まっているような気がして、うらやましいなーと思うところもありますが、衣装デザインを考えた経験を生かして、来年は新しいVtuberのキャラクターデザインにも挑戦してみたいと思いました。
来年入ってくる新入生の中で電ch!Vtuberプロジェクトに入ることを考えている人は、もしかしたらキャラクターデザインを作る側になったり、自分がVtuberになって情報を発信する側になれたりするかもしれませんよ?