大阪電気通信大学Vtuberプロジェクトの活動や、映像制作に関するニュースを発信しています。
こんにちは3Dをいじっているほんだです。
今年は暖冬だと思っていましたが2月に入り冷えてきましたね。
皆様体調にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。
さて今回は3DCGソフトMAYAの拡張機能について触れていこうと思います。
1. Arnold
大阪電気通信大学でMAYAを触ったことがある人は知っているのではないでしょうか?
この拡張機能はMAYAにおけるレンダリング及びライトの質を難しい設定なしに綺麗なものに仕上げてくれる機能です。
ただ問題としてGPU、グラフィックボードがある程度質が高いものでない場合、処理が重くなり、動作が安定しなくなる可能性があるため注意が必要です。
2. Bonus Tools
Bonus Toolsは機能としては多すぎるため、特徴的な機能に絞って紹介します。
1つ目はUV展開です。既存のUV展開は少し操作が難しく時間がかかることがあると思います。
このBonus Toolsでは視覚的にも操作性でも簡単にUVのカット及び縫合することができます。
UV展開に対して詳しく話している方の動画はこちら
2つ目はスキニングです。スキニングはポリゴンとボーンを連動する技術で、Mayaの基本機能ではかなり操作が難しく、多くの時間をとります。
ですがBonus Toolsを使えばポリゴン同士の数値を簡単に操作する事ができ、大幅な時間短縮ができます。
このBonus Toolsですが、一つだけ問題があり、日本語版との相性が悪いです。MAYAの英語版には対応しているのでMAYAを日本語でしか使った事がない人は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
(2018年度版は中身が足りてない場合があります。エラーコードの指示に従って修正する必要があります。)
3. Vray
Vrayはこれまでと違いMAYA公式ではなくChaos Group Ltdが開発しており、日本では株式会社オークが代理店として販売しているレンダリング用の拡張機能です。
VrayはMAYAのビュー及びレンダリングの質を大きく向上することができます。
このVrayは有料ではあるのですが多くの映画やテレビに使用されているプロ仕様の拡張機能になります。
Vrayには格安の学生版と静止画だけ出力できる無償版があるので是非一度使ってもらいたいです。
注意点としてvrayはCPUとGPUを使用するため、ある程度質の高いPCを要求します。
4. MEL及びPython
ここからは個人制作している方向けの分野です。
MAYAはMEL及びPythonを使用してスクリプトを組むことができます。
既に開発されたスクリプトを読み込むことによって新しい機能をMayaに追加することができるので個人で開発し、配布している方などを探して見るのもいいかもしれませんね。
こっそり一つ挙げるとすればこの方
さいごに
いかがでしたでしょうか?
自分自身もまだまだMAYAの熟練度は低いため、新たな技術の発見と習得の日々を送っています。
この記事が皆様の新たな知識の一つになっていただければ幸いです。
では今回はこの辺で…さよならぁ