大阪電気通信大学 公式VTuber

大阪電気通信大学Vtuberプロジェクトの活動や、映像制作に関するニュースを発信しています。

お久しぶりですしょうごです。
後期が終わり、成績配布が始まった今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?

受験生の人たちはそろそろひと段落がついた頃、在校生組は春休みを満喫しているころでしょうか。私は久しぶりに趣味のVtuber活動を本格的にやっていこうかなという風に考えている次第です!

ということで、今回は先日作成した、

「雑談とかの時に使える、良い感じの背景動画」

の制作についてとーっても簡単に書いていこうと思います。

①下準備

使用していくソフトは毎度おなじみ「After Effects」。
まずは平面レイヤーを2枚準備して、それぞれ名前を変更してあげます。

(今回は分かりやすいように「レイヤーA」「レイヤーB」・・・・・・とします。
そして、レイヤーAには「グラデーション」エフェクトを適用させてあげます。レイヤーBはレイヤーモードを加算に設定してあげるだけです。

②レイヤーBにエフェクトを追加

「フラクタルノイズ」エフェクトを適用してあげましょう。
そしてトランスフォーム内にある「乱気流のオフセット」とサブ設定内にある「展開」のエクスプレッションを適用します。

「乱気流のオフセット」のエクスプレッション
[time*60,540]
「展開」のエクスプレッション
time*60

続いて「トライトーン」「ワープ」「CC Lens」を適用。
レイヤーBのスケール値を調整してあげます。

③反対側にも流れるようにしよう

②まででは右から左に動くだけでしたね。ということで、反対側にも流れるようにしてみましょう。
レイヤーBを複製し、レイヤーCを作成します。そして先ほど変更したエクスプレッションの値を

「乱気流のオフセット」のエクスプレッション
[time*-40,540]
「展開」のエクスプレッション
time*100

このように変更します。
ここまで終わるとこのような感じになりますね

まだ特に面白みがないのでもう少し手を加えていきます。

④レイヤーをプリコンポーズする

レイヤーBとCをプリコンポーズし、レイヤーDを生成します。
プリコンポーズとはわかりやすく言うとたくさんある玩具(レイヤー)をひとつのおもちゃ箱に入れる感じ。
そして、レイヤーDにグローを適用してみるとこんな感じになりました。

 さっきと比べて、見栄えはだいぶ良くなりましたね!

⑤好きなように調整を加える。

さて、ここまででやることはすべて終わりました。
ですが、お世辞にもかっこよくはないですよね!正直言ってダサダサです。
ということで、ここからここまでに当てはめたエフェクトの値をガンガン調整していきます。
それだけでは面白味が足りないので、調整レイヤーというものを使用して色相やサイドの調整してみることも良いでしょう。

私はそれだけでは飽き足らず、加算レイヤーの特性を活かして
・レイヤーDを複製し、青ではなく緑色バージョンのレイヤーD’を追加
・レイヤーDとD’を大量に複製することで、画面の明るさを増やす
・グローの値強くする
などを加えていき、最終的にはこのように仕上げました。

とても良い感じですね!控えめに行っても最高だと思います。
ということで、今回は「雑談とかの時に使える、良い感じの背景動画」の制作について書いていきました。

Twitter等で良い感じの反応がありましたら、制作動画などを作ってみようかなと考えています。
良かったらみんな、Twitterの方に感想を送ってね!

この記事を書いた人

しょうご

ゲーム&メディア学科19年入学組、Vtuberプロジェクトにて企画進行・動画編集・Twitter運営などを担当してます