みなさんどうも!夢見メエです!

今回はインタビュー編!イラストを担当してくれたメンバー、「はっしー」さんインタビューしたいと思います! 


夢見: はっしーさん、本日はよろしくお願いします!早速ですが、今回のミュージックビデオのイラスト制作の依頼を聞いた時、率直にどう思われましたか?

はっしー: どう思ったか…。まあ、原作(本家)のトリコロージュのMVを見た感じ、あんまり自分が描いたことないタイプの絵柄だなって思いましたね。この、主線がない感じとか。

夢見: たしかに、原作はふわふわとした可愛らしい絵柄ですよね。はっしーさんの普段のパキパキとした絵柄とはまた違ったテイストで。

はっしー: そうだね。パステルチックというか、夢かわいい系、かつダーク、みたいな。ちゃんと線画を描くことが多いから新鮮でした。

制作を振り返って見えた「こだわり」と「苦労」

夢見: イラスト制作をすべて終えた今、改めて振り返ってみていかがでしたか?

はっしー: そうですね。原作の子は結構釣り目で、口をキュッと結んで不満げな表情をしているんですけど、今回はそれを垂れ目にするのが一番のこだわりであり、苦労した部分かな。オリジナリティの部分として。それ以外は、元のMVを下敷きにしつつ、服装にちょっとだけ夢見成分として手のモフモフを足したりして…。どこまでオリジナリティを入れようか、というのは少し迷いましたね。

夢見: 背景もすごく素敵でした!

はっしー: 背景も、最初は季節の要素とか入れてみようかなと思ったんですけど、普通に思いつかなくて(笑)。結局、ほぼ原作をなぞる形になりました。でも、結果的に原作MVの雰囲気にうまく寄せられたんじゃないかなって自分では思っています。

おすまし顔の意図と、見やすさを重視した色彩設計

夢見: 今回の夢見は、ちょっと「フンッ」て感じのおすまし顔が印象的ですごく可愛いなって!

MVの夢見メエ

はっしー: 可愛いよね(笑)。原作は不満げな感じですけど、今回は不機嫌というよりは「おすまし顔」をイメージしました。一応、大学の公式チャンネルという公的な場に出るわけですし、「私、公認ですけど?」くらいの感じで(笑)。

夢見: なるほど(笑)。色合いも、原作のダークな感じとは少し違って、明るくしてくださいましたよね。

はっしー: そうそう。原作MVはかなり暗めなので、正直、このままだとちょっと目立たないかなって思ったんです。公式サイトの立ち絵のほうで着ている赤い服の色合いを参考に、少し明るめにして、はっきり見やすい方を重視しました。キャラクターのイラストは、見やすさ重視です!

制作で一番楽しかったこと、大変だったこと

夢見: 制作過程で、一番「ここ、描いてて楽しかった!」という部分と、逆に「ここが難しかった…」という部分があれば教えてください。

はっしー: 楽しかったのは、やっぱりキャラクター(夢見)を描くことですね。主線のない絵柄はほぼ初めてだったんですけど、「おお、面白いじゃん」って。新しい知見を得ました。夢見の髪のインナーカラーと影の部分がちょうど合う感じとかも、描いてて楽しかったです。

夢見: ありがとうございます!大変だったところは…?

はっしー: 大変だったのは…背景もそうなんですけど、画像の比率ですね。キャラクターは顔をアップにするからかなり大きいサイズで描いたんですけど、背景はMVを見るとそこまで拡大されないな、と。なので、キャラクターと背景で全部サイズ感がバラバラなんです(笑)。ギリギリ使用に耐えうるサイズで攻めちゃいました。あと、背景のカーテンの透け感を再現するために、背景レイヤーを細かく分割してお願いしたのが、動画担当の命響水くんには申し訳なかったなと…。

背景の1パーツ
背景の1パーツ

夢見: あの綺麗な透け感にはそんな秘密が…!

はっしー: 原作がそうなってるからね。仕方ないね(笑)。

最後に視聴者の皆さんへメッセージ

夢見: それでは最後に、このミュージックビデオを観てくださる皆さんへメッセージをお願いします!

はっしー: そうですね…ほぼ思いつきなんですけど、「みんなも創作活動やってみよう!」みたいな。楽しいですよ、創作活動。クオリティとか考えずに、まずちょっと作ってみるとかでもいいので。やりたいと思ったら、その時点で挑戦してみてほしいなって思います。


はっしーさん、制作の裏側にまつわる貴重なお話をたくさんありがとうございました!

イラストに込められたこだわりを知って、MVがどうなるか私も楽しみになってきました…!

次回はMV編!動画編集を担当してくれたメンバーにインタビューしたいと思います!

次のブログもお楽しみに!

この記事を書いた人

夢見メエ

大阪電気通信大学ゲーム&メディア学科三年生。人々に夢を届ける役割を担っている。音楽と何かを作ることが大好き。