みなさん、こんにちは。
CYBER DIVEで制作進行を担当しています、田中です。
制作奮闘日誌第9回では、第1回ではあまり説明できなかった
「制作進行の撮影現場でのお仕事」について説明したいと思います。
制作進行とは…という、おおまかな説明は第1回のブログで吉川くんがしてくれていたのでそちらを読んでいただければわかるかなーと思うのですが…
制作進行というのは私の言葉で簡単に言うと「何でも屋さん」です。
何でもできる人、というよりかは、何でもやる必要がある人、といった感じですかね…?
第1回で吉川くんが挙げてくれたお仕事の例は、今回の企画「CYBERDIVE」では基本的に吉川くんが担当しており、私はあまりやっていません。
では、私が撮影現場でどんなことをしているのかと言いますと…
主な仕事は「ケア」です。
今作品は女性のキャストさんがおられるので、同じく女性の私はキャストさんのケアはもちろん、スタッフのケアも中心に活動しております。
その中でも何よりしんどかったのが「スタッフ用のお昼ご飯のおにぎり作り!」。
朝早く起きて準備して、キャストさんに衣装を渡しに行き…夜は日付が変わってからもおにぎりを握る…
ラップをちぎっては米と具をのせて握りの繰り返し…
炊きたてご飯、熱かったなぁ…
お昼ご飯ぐらいお弁当買えばいいじゃん、って思うかもしれませんが、
泊まりこみのロケとなると色々と出費がかさむので、お米炊いて手作りおにぎりにする方が安かったんです。
お金の管理も制作の仕事なので安くなるならそっちを優先!
もちろんお昼ご飯だけでなく、朝は吉川くんが撮影終わりに買って来てくれたパンとおにぎりを机に並べたりとか、夜はお米炊いてみんなの分よそったりとか、食事の準備も制作の仕事ですね。
撮影時以外はそんな感じでご飯関係のことをやっていましたが、撮影中は最初に書いたとおり、キャストさんやスタッフのケアとか、それ以外には荷物の管理とか…
現場が廃墟だったうえに連日雨だったので、雨漏りからキャストさんをまもるために傘を差すことが多かったです。
あとは、キャストさんとスタッフに水分やお菓子を配ったり、動画のチェック中にキャストさんに椅子を持って行ったり…
1人では手が回りきらないので先輩にだいぶ迷惑をかけながらやっていました…。
小規模な撮影現場では制作進行は一人で取り組むことも多いですが、今回は3人体制で動いていたのでなんとか…って感じでしたね。
正直なところもう1人いてくれれば、と思ったりもしましたけど(笑)
色々と書きましたが、このようにキャストさんスタッフさん問わずに世話を焼き、撮影が円滑且つ楽しく進むように務める役割を担っていました。
撮影中の全体像はだいたいこんな感じでしょうか。
手前のキャストさんは待機中のお2人で、奥では撮影が行われていて…みたいな。
写真の真ん中でカチンコを構えている吉川くんがいるのですが、そういった撮影現場での制作進行のお仕事は吉川くんが中心にやってくれていました。
私がその辺りを詳しく書ければよかったんですが、思った以上におにぎりのくだりが長くなってしまったので…
なので次回、制作部のブログ更新時に吉川くんが詳しく書いてくれればなーと思います。
さて、この辺で今回の制作奮闘日誌は終わりたいと思います。
次回の更新は11月30日になります。
担当はデザイン部です!
次回も是非、ご覧ください!
大阪電気通信大学 総合情報学部 デジタルアート・アニメーション学科4年生
「CYBER DIVE」制作進行 田中 みの里
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